最期までペットと暮らす

コロナ禍の中、
鬱々した日々で、しかも豪雨だったり台風だったり、訪問する私たちも感染に気を使い、ご利用者の方に体調の観察により一層細やかに行っております。
その中よく言われるのが、
一人暮らしでご高齢でお一人で暮らされている方が、
「私が先か、aちゃん（犬）が先かいつもそう思っているのよ。でもね私耳が遠いから、aが吠えてくれるから助かっているのよ。」

９０台のAさんはにこやかに言われます。
Aさんのところのaは、老犬で、部屋のあちこちでそそうをします。
それを介護保険で適応外のサービスでヘルパーが片付けます。Aさんが足を洗ったり、血圧測定時は心配そうに看護師にまとわりつきます。
「aだめよ。お母さんのお友達だからね」とお声かけます。
自宅で本当に良かったといわれます。有料老人ホームも検討されてましたが、

「やっぱりaと一緒に暮らしたい。自由にしたいのよね。お庭も行きたいし、」広いお庭を体調の良い時はお手入れされます。

（ケアマネ　I）